主宰作品 (平成26年4月号より)

 

  

土を踏まず 菅野孝夫

暮れから2月いっぱい『草原の風』全三巻、『三国志』19巻、『湖底の城』12巻まで、宮城谷昌光作品を楽しんだ。ほかには葉宝麟の『蜩の記』、富樫倫太郎の『早雲の軍配者』上下など、久しぶりに時代小説を堪能した。時々こうして頭の空気を入れ替える▼『正法眼蔵随門記』を読み返し、楸幾週も拾い読みした。いま詠んでいるのは瓜生まれ卓造の『何処やらに、井月』で、頼んでおいた『昭和史を陰で動かした男-忘れられたアジテーター・五百木瓢亭』という面白そうな本がきのう届いた。『かなづかいの歴史』という真面目は本も買ってある。